5歳の七五三 – 子供のお祝い

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5歳の七五三は、男の子のこれまでの成長に感謝し、今後の健やかな成長を祈る行事です。

5歳の七五三早見表

2023年の5歳の七五三

子供のお祝い生まれ年年齢
5歳の七五三
2019年生まれ5歳 (数え年)
の5歳の七五三を表示

※ 満年齢の5歳でお祝いすることもあります。

5歳の七五三の風習

由来

5歳の男の子のお祝いは「袴着」の儀式がもとになっています。「袴着」とは、はじめて袴をはかせる儀式で、平安時代から行われていたようです。

日取り

江戸時代に11月15日と定まったようですが、その由来は諸説ありよく分かっていません。現在では、11月中の天気の良い日や、家族の集まりやすい日にあわせて、お祝いをする家庭も多いです。

参拝方法

七五三は、住んでいる地域の氏神様に子どもの成長を祈るものなので、近所の神社に参拝するのが良いでしょう。七五三の付き添いは両親だけでも、祖父母が一緒でもかまいません。お賽銭を入れて礼拝する場合と、祝詞奏上をお願いする方法がありますので事前に決めておきましょう。

千歳飴

千歳飴の由来は、江戸時代に浅草の飴屋が「千年飴」という名前で売り出したのが始まりです。

千歳飴が棒状になっているのは「長く伸びる」にちなんで子どもの長寿を願う気持ちが、紅白の色は成長の喜びを祝う気持ちが込められています。子どもの歳の数だけ袋に飴を入れます。

5歳の七五三の祝い着

着物の上に羽織を着用するのが基本で、白足袋に雪駄(せった)をはき、扇子や懐剣(かいけん)などを身につけます。

雪駄

底に皮をはった草履です。履き慣れていないのですぐに脱げてしまったり、歩くのが難しかったりします。男の子は雪駄が脱げても気にしないで走ってどこかへ行ってしまい、足袋が汚れてしまう場合もありますので、撮影以外のときは履きなれた靴を用意するのがよいでしょう。

七五三の両親と祖父母の服装

七五三は子どもが主役のお祝いなので、付き添う両親や祖父母の服装は子どもより目立たないことが大切です。お母さんは洋装であればスーツかワンピース、和装であれば訪問着や付け下げ、色無地などが一般的です。お父さんはブラックスーツやダークスーツがよいでしょう。祖父母は、両親の服装と格をそろえます。

七五三の記念写真

記念撮影をするタイミングは、神社にお参りをする前がよいでしょう。参拝後は、着物が着崩れたり子どもが疲れて機嫌が悪くなることがあります。写真館での記念撮影は、11月ごろは大変混み合いますので、1か月以上前から予約し、ゆとりをもった計画をたてましょう。

最近では夏に日焼けをすることを考えて、5月ごろに撮影のみ行う場合もあります。この時期であれば、撮影する人が少ないのでレンタルの衣装なども数多くの中から選ぶことができ、撮影スタジオも混みあわず、日取りも決めやすいです。

七五三のお食事会

5歳の子どもにとって、着物は重く動かしにくいものです。またお参りと写真撮影が同日の場合、長丁場となると子どもに負担になり、疲れがでて不機嫌になったりしますのでなるべく早めに切り上げられるように、スケジュールを組みましょう。

お祝いの食事会などを同日に催す場合は、着替えてから食事会を行うと子どもの負担が軽くなります。七五三のお祝いを楽しい会にするコツは、子どもの負担を軽くするために下準備をしっかりすることに尽きます。

七五三の初穂料

初穂料の相場

初穂料(はつほりょう)とは、神社にて祝詞奏上(のりとそうじょう)を行ってもらうときに奉納するお金のことです。一般的に初穂料は、5千円から1万円程度が相場とされています。初穂料に応じて、おもちゃや千歳飴などのお土産をいただけることもあります。神社によっては初穂料の金額が決められている場合もあります。ホームページに記載されていることもありますので、事前に確認しておくのがよいでしょう。

初穂料の表書きと包み方

初穂料は熨斗(のし)袋、もしくは白い封筒にお金を包みます。水引は、紅白の蝶結びのものを選びます。表書きは上段に「初穂料」もしくは「御初穂料」と記載し、下段には子どもの名前を記載するのが一般的です。額面は中袋表に記載し、住所と名前は中袋裏側左下に記載します。金額を書いたあとに「也」をつける必要はありません。

封筒を利用する場合も、表書きの記載方法は熨斗袋と同じです。

初穂料のお金の入れ方

熨斗袋で初穂料を包む場合、お札の表面を揃え、お札の肖像画が上になるように入れましょう。封筒の場合も同様にお札の表面を揃えて、肖像画が表面を向くようにしてから封筒に入れます。お札は新札でなくてもかまいませんが、なるべく綺麗なお札にしましょう。

子供のお祝い早見表

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