土用(どよう) 2036年

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土用(どよう)は雑節の一つで、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間にあたります。土用の風習には「土用の丑」や「土用灸」があります。

2036年の土用

日付雑節
1月17日-2月3日
土用どよう
4月16日-5月4日
土用どよう
7月19日-8月6日
土用どよう
10月20日-11月6日
土用どよう

土用の由来

土用は中国から伝わった陰陽五行に由来します。陰陽五行では、すべての物は木・火・土・金・水の5つの元素から成り立つと考えられています。

季節においても、春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」に割りあてられており、季節の変わり目にあたる、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間は「土」の気が強くなる期間とされています。この期間のことを「土旺用事(どおうようじ)」と呼んでいたものが略されて「土用」となったといわれています。

夏の土用の風習

土用の丑

土用の丑は、夏の土用の期間に訪れる丑の日のことで、鰻を食べる風習があります。

土用灸

土用灸は、夏の土用の期間に行うお灸のことをいいます。梅雨が明け、急に気温が高くなるので汗をかきにくく体内に熱がこもったり、逆に冷房が効いた部屋では体が冷えすぎることもあります。この時期は自律神経のバランスがとりにくく調子が悪くなりがちですので、お灸を施し血の巡りを良くして体をいたわります。

土用蜆(しじみ)

夏の土用には、蜆(しじみ)の味噌汁を食べる風習があります。この時期は、蜆の旬の季節で栄養価も高まるため「土用蜆は腹薬」といわれます。

土用三郎

夏の土用の3日目を「土用三郎」と呼び、この日の天気が良いと豊作になるといわれていました。

雑節カレンダー

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