二百十日(にひゃくとおか)
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KOYOMI NOTE
土用(どよう)は雑節の一つで、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間にあたります。土用の風習には「土用の丑」や「土用灸」があります。
日付 | 雑節 |
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1月17日-2月3日 | 土用 |
4月17日-5月5日 | 土用 |
7月20日-8月7日 | 土用 |
10月20日-11月6日 | 土用 |
土用は中国から伝わった陰陽五行に由来します。陰陽五行では、すべての物は木・火・土・金・水の5つの元素から成り立つと考えられています。
季節においても、春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」に割りあてられており、季節の変わり目にあたる、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間は「土」の気が強くなる期間とされています。この期間のことを「土旺用事(どおうようじ)」と呼んでいたものが略されて「土用」となったといわれています。
土用の丑は、夏の土用の期間に訪れる丑の日のことで、鰻を食べる風習があります。
土用灸は、夏の土用の期間に行うお灸のことをいいます。梅雨が明け、急に気温が高くなるので汗をかきにくく体内に熱がこもったり、逆に冷房が効いた部屋では体が冷えすぎることもあります。この時期は自律神経のバランスがとりにくく調子が悪くなりがちですので、お灸を施し血の巡りを良くして体をいたわります。
夏の土用には、蜆(しじみ)の味噌汁を食べる風習があります。この時期は、蜆の旬の季節で栄養価も高まるため「土用蜆は腹薬」といわれます。
夏の土用の3日目を「土用三郎」と呼び、この日の天気が良いと豊作になるといわれていました。