重陽の節句(ちょうようのせっく)
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KOYOMI NOTE
五節句(ごせっく)は中国から伝わった習わしと、日本の行事が結びついて定着した風習です。江戸時代には幕府により公的な行事として定められていました。
五節句は中国の陰陽五行に由来します。陰陽五行では「偶数を陰の気」「奇数を陽の気」とするため奇数は縁起が良いとされています。しかし、月と日ともに奇数となる日は、めでたくもありますが、陽の気が強くなりすぎて注意が必要な日(忌み日)とされます。そこで、ごちそうを供えて神様をお迎えし、禊(みそぎ)と祓い(はらい)をするようになりました。