土用の丑(どようのうし) 1937年

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土用の丑(どようのうし)は、夏の土用の期間に訪れる丑の日のことをいいます。土用の丑の日には、鰻を食べる風習があります。また「う」のつく食べ物を食べると夏バテしないとされ、うどん、うり、梅干しなどを食べる風習もあります。

1937年の土用の丑

日付年中行事
1937年7月25日
土用の丑どようのうし
1937年8月6日
土用の丑どようのうし

土用の丑の風習

土用の丑の日に鰻を食べる習わしは、江戸時代の蘭学者平賀源内(ひらがげんない)が売り上げの伸びない鰻屋に「本日丑の日」と紙に書いて店前に張るよう助言をしたところ、お客が殺到し、それが広まったといわれています。

丑湯

土用の丑の日に、ゆっくりとお風呂につかることを「丑湯」といい、丑湯につかると病気をしないといわれています。

丑湯には桃の葉をいれて入浴するのが江戸時代からの習わしです。桃は古来より魔除けの力をもつとされており、桃の葉の入った丑湯につかるのは禊の意味もありました。

また、桃の葉には豊富なタンニンが含まれています。タンニンには消炎・解熱作用があり、日焼けによる赤みや、虫刺され、汗疹などを抑えたいときにも効果が期待できます。さらに、収れん作用もあるので、毛穴を引き締める効果も期待できます。

夏の暑い時期でも、汗をかきすぎると身体が冷えます。また冷房のきいた室内で過ごすと体は芯から冷えてしまいますので、体を温め血の巡りを良くし、自律神経のバランスを整えるためにも、ゆっくり丑湯につかり体をいたわりましょう。

年中行事カレンダー

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