処暑(しょしょ)は、昼間はまだ暑い日が続くものの、厳しい暑さのピークは過ぎ、朝の風や夜の虫の声に秋の気配を感じる季節です。台風の被害が多くなる時期でもあり、雑節の二百十日(立春から数えて210日目)は、昔から水害や暴風被害の警戒をする日とされてきました。
処暑はいつ?
今年(2022年)の処暑は「8月23日」です。
日付 | 二十四節気 | 節月 |
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2023年8月23日(水) |
処暑
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7月中 |
2022年8月23日(火) |
処暑
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7月中 |
2021年8月23日(月) |
処暑
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7月中 |
処暑の候
処暑の候(しょしょのこう)は、処暑の日から白露(はくろ)の前日までの期間をあらわします。候の字には季節の意味があり、手紙や挨拶で「処暑の候」を使うときは、この期間に使います。
日付 | 二十四節気 |
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2023年8月23日-9月7日 |
処暑の候
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2022年8月23日-9月7日 |
処暑の候
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2021年8月23日-9月6日 |
処暑の候
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処暑と七十二候
1年を72の季節に分けた七十二候(しちじゅうにこう)では、処暑の日から次の節気までの期間は3つの季節に分けられます。
綿柎開(わたのはなしべひらく)
処暑初候「綿柎開(わたのはなしべひらく)」は七十二候のひとつで、綿の実がはじける季節です。種を包む綿毛をほぐし、綿の糸を紡ぎます。
日付 | 七十二候 |
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2023年8月23日-8月27日 |
綿柎開
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2022年8月23日-8月27日 |
綿柎開
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2021年8月23日-8月27日 |
綿柎開
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天地始粛(てんちはじめてさむし)
処暑次候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」は七十二候のひとつで、ようやく夏の暑さが落ち着きはじめ、万物があらたまる季節とされています。「粛(しゅく)」には、ちぢむ、衰えるという意味があります。
日付 | 七十二候 |
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2023年8月28日-9月2日 |
天地始粛
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2022年8月28日-9月1日 |
天地始粛
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2021年8月28日-9月1日 |
天地始粛
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禾乃登(こくものすなわちみのる)
処暑末候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」は七十二候のひとつで、田んぼに稲が実る季節です。禾(のぎ)とは稲や粟などの穀物のことをいいます。
日付 | 七十二候 |
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2023年9月3日-9月7日 |
禾乃登
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2022年9月2日-9月7日 |
禾乃登
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2021年9月2日-9月6日 |
禾乃登
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